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葬儀マナー

これまでに葬儀に参列した経験は少なくとも1回はあるのでは?まだ未経験という方もこれから先少なくても数回は参列することになるはずです。葬儀に参列したことのある方でも、葬儀自体はそんなに頻繁にあるわけではないので、マナーについての知識がはっきりしている人は少ないです。まわりもわからないから私も安心、とはいきませんよね?マナーに関してもはっきりと自信がある!と答えられるようになるために、ここでは意外なマナー違反について詳しく解説します。今後、これらのマナーを違反しないように注意していきましょう。

 

 

 

意外な葬儀のマナー違反まとめました

 

コート着用で入場する

 

冬場は会場に到着するまでコートなどを羽織っておられるはずです。コートは会場に入るまで着用していてもかまいませんが、建物の中に入る前に脱ぐのがマナーです。社会一般の常識ですね。もっと突っ込むと、コートや手袋などの材質が革製のものは殺生を意味するためマナー違反となってしまいます。

 

 

香典に新札をつつむ

 

香典として5千円〜5万円程度を香典袋につつむことになりますが、その際、新札は“死を予期していた”という意味合いにとられますので使わないほうがいいです。だからといってあまりにも汚い紙幣をつつむのもNGです。

 

 

小さなお子さんを参列させる

 

葬儀にお子さんを参列させることは可能です。ただ、実際なところ、厳粛な場に小さなお子さんを連れて行くのはマナー違反ととられることもあります。大声を出して騒いでしまう、すぐ泣いてしまう、そういった癖のあるお子さんをお持ちの方は注意しましょう。

 

 

ご遺族・知人と話し込む

 

意外かもしれませんが、他人に話しかけるということはマナー違反となります。特に避けたいのがご遺族と話し込んでしまうことです。長話はご迷惑になるだけですので、話しかけるにしても挨拶程度で済ませます。仕事先の仲間と話し込んだりするのも同じくマナー違反です。どうしても話し込まなければならないのであれば、会場の外で話しましょう。

 

 

亡くなられた経緯を聞く

 

少ないかもしれませんが、まれに遺族に対して故人の亡くられた経緯を聞いてしまう方がいます。
これは悲しみを思い起こさせてしまうことからNGマナーとされます。経緯は事前に確認してから参列しましょう。

 

 

忌み言葉を使ってしまう

 

ついやってしまいがちなのが「忌み言葉」を使ってしまうこと。忌み言葉とは、今後不幸が続くと連想させてしまう言葉のことです。例えば、「再び」「次々」「重ね重ね」といった言葉が忌み言葉に相当します。ご遺族には挨拶程度でいいので、「この度はまことにご愁傷様です。謹んでお悔やみ申し上げます。」程度の言葉かけで十分です。受付に言葉をかける場合は「この度はまことにご愁傷様です。」だけでもいいでしょう。

 

 

訃報を受けてすぐに駆けつける

 

夜中に訃報を受け、すぐに駆けつけてしまう方がよくいますが、これもマナー違反ととられます。よほど親しい間柄でない限り、特に夜中に駆けつけるのは大きなマナー違反となります。昼間であってもマナー違反になりますから、葬儀前の弔問は避けるようにしてください。

 

 

 

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